バリ舞踊の演目、「オレッグ・タムリリンガン(蜜蜂の求愛の踊り)」が大好きです😍💛✨
女性役と男性役で踊るデュエット演目。
美しい花に誘われてオス蜂がやってくる、又は美しい女王蜂に誘われてオス蜂がやってきて求愛のダンスを踊るといわれています。
オレッグは揺れるという意味。
女性のからだのしなりが美しく強調された舞踊で、
女性舞踊の中では最も色っぽい役でもあります。
楽曲もとても美しい✨
約15分くらいで、10分は女性のソロ、最後の5分で男性役が登場。
踊るたびに課題は尽きないのですが、どんどん好きになる演目です✨😍
バリでも日本でも踊らせていただいてますが、最近やってないなぁ。
忘れもしません(笑)
バリ島の芸術大学に留学して、最初の師は
オレッグのスペシャリストのイブチョ先生。オレッグを習いたいという私に、
似合わないから他の踊りを先に勉強して時間が余ったらにしましょうと言われたこと(笑)
昔は特に、踊り手はその演目の専門家として。
ずっと持ち演目を学び続け深めていくことで身も心も型に入るという世界。
バリの先生は、容姿をみて適した演目の踊り手になるのを勧めるのは普通でした。
留学直後の私は、いろんな先生に男踊りと動物の踊りを勧められました。
学生時代のソフトボールで作られた体や雰囲気のせいだったのかしら、なんでだか(笑)
当時の私に特にどういう演目がやりたいというのはありませんでしたが、似合わないから時間があまったらと言われたことは結構衝撃的で(笑)
それからなんだか女性役というものが、漠然と気になる存在になりました。
イブチョ先生から無事オレッグを学び、
バリ島のオダラン(お祭り)でオレッグを最初に踊る機会をいただいたときは
留学の同期生にぶっとびオレッグと言われました(笑)
元気よすぎて、ぶっとびそうな勢いで踊ってると(爆笑)
だんだん自分の体の基本的な性質が客観的に感じられるようになっていくと、
ますます私にとっては難しい女性役を学ぶことにはまっていきました。
学び進めていくながで、オレッグが似合うと言ってくださる方も増えていきました。
いつの間にか
イブチョ先生からも、ちづこは体も変わってオレッグが似合う、オレッグをにぎっていてねという言葉をいただくようになっていました。
昔からエネルギッシュなもの凛とした男踊りや他の演目も好きですが、
オレッグやお姫様の役は、私にとっては時間をかけた尊いものです。
まだまだかけていきたい演目です!
今は、そのオレッグの型から女性という何か普遍的なものがじわじわと心身に浸透していく幸せなプロセスを味わっています✨
今思うと以前はホントに運動ダンスでした(笑)
そして同時に、今の私には、心がストンと落ち着く演目でもあります。
不思議です〜。
やっと女性になりつつあるのでしょうか(笑)
あ〜、すごくオレッグ踊りたい気分です〜!!
写真は2006年、もう13年前だ!!
バリ舞踊のスター・デワニョマンくんが来日したときに相手役をしたときのもの。
sawahさんが素敵な写真を残してくれています♪

こうしてオレッグを踊る機会をたくさんいただけてきたのも、
オレッグがますます好きになるのも、
あのときのイブチョ先生の衝撃的な言葉のおかげです。
何をどうとらえてどうしたいのか、魂はいつも知っていて、
そのために神様はきっかけを届けてくださってるのかもしれませんね。
オレッグバンザイ🙌
すべての命に祝福を✨
posted by ちづこ at 02:55| 神奈川 ☁|
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